ボーリングマシンの掘削作業に欠かせないポンプ。掘削作業を効率的に行うためには、ニーズに合ったポンプを適切に選ぶことが大切です。ここでは、ボーリング用ポンプについて解説します。
安全性・小スペース・低騒音で選ぶ
「おすすめのボーリングマシンメーカー3選」
ボーリングマシンは、「ボーリングマシン」「ポンプ」「ボーリングビット」「コアチューブ」「ボーリングロッド」などで構成されています。このうち「ポンプ」とは、掘削孔の崩壊防止、スライム(堀くず)の排除、ロッドの回転抵抗の減少、ビットの刃先の冷却・洗浄などを行うために、必要な水や薬剤を送出する機械です。
ポンプにはバルブがなく、強力な吸引力と圧送力によって自吸圧送することができます。このため、高粘度・高濃度・固形物を含む素材・泥状物にも対応することが可能です。また、素材を流す方向を自由に決めることができる上、長時間でなければ空運転しても問題ありません。また、流す素材はチューブ以外に接触せず、シール部分もないため、液漏れの心配がない点、メンテナンスが容易にできる点なども魅力です。
ボーリング用ポンプには、エンジンやモーターの回転力で流体を圧送する「回転形」と、プランジャーの往復動により液体の吸込・吐出しを行う「往復形」があります。また、機能や構造の違いにより、グラウトポンプ、ジェットグラウトポンプ、ピストンポンプ、プランジャポンプなどの種類に分かれています。
例えばグラウトポンプは、液状のグラウト材をミキサーから作業場所まで搬送するポンプのこと。プランジャポンプは、「プランジャ」と呼ばれる円筒状のピストンの往復運動によって生じる容積変化を利用して、吸込みから吐出までを行うポンプのことです。
他にも、省スペースで利用できるコンパクトタイプや、ピストンの押し・引きにより1往復で2倍の吐出量が得られる複動二連式ピストンポンプなどが人気です。
ボーリング用ポンプの仕組みと種類について概要をご説明しました。一口にボーリング用ポンプといっても、機能や構造の違いによりさまざまな種類があるので、ニーズに合ったポンプを選んで、掘削作業を効率的に行ってください。
ボーリングマシンの購入を検討している方は、こちらのページもおすすめ。各メーカーのボーリング用ポンプをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
アンカー工・法面工などの中規模以上の工事から、地盤改良や地質調査などの小規模工事まで様々なシーンで活躍するボーリングマシンを、工事ごとに重要視される特徴やスペックを「強み」として表現し、それぞれにおすすめなメーカーを3社ご紹介しています。
引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)
山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。
引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)
本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。
引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)
都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。