ボーリングマシンの導入では、現場のニーズに応えてくれるマシンを選ぶことが大切です。ここでは、ボーリングマシンメーカーのエヌエルシーをピックアップ。メーカーとしての特長や、販売しているマシンなどをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

引用元:エヌエルシー公式HP
(https://www.nlc-japan.com/)
「ボーリング業界の総合アドバイザー」をコンセプトに、掘削業務を多角的に支援しています。地質調査・温泉掘削・地盤改良等に使用されるマシンやツールスを開発し、製造販売を行っています。ワイヤーラインコアリングの特殊技術を持ち、深海底掘削などのプロジェクトに携わった経験もあります。輸入品をメインとしたウォータージェット分野にも事業を展開しています。メーカーとしてはもちろん、商社としての役割も担えることから、「孔を掘るところ」に関わる仕事であれば、あらゆるニーズに対応することが可能です。
掘削機の製造・販売だけではなく、幅広い掘削事業も展開しています。金属資源の掘削向けには、成長が著しい海外市場で必要とされている掘削ノウハウを提供。温泉掘削では、温泉ポンプ設置工事や源泉診断、メンテナンス等温泉設備に関するすべての相談に対応できます。揚湯管(ファイバーグラスチュービング)の販売やその設置指導、ポンプ入れ替え工事にも対応できます。地質調査向けには、環境調査や一般地質調査に必要な機材の提供はもちろん、地震観測井掘削やツールスの開発製造、深海掘削船「ちきゅう」への掘削ツールスの開発提供、深孔を任意方向に制御しながら掘削するコントロールドリリングリグの開発など、幅広く対応し、高度技術ボーリングも提供できます。
子会社である株式会社ジオエンジニアリングでは、超深度掘削や高度技術掘削の経験が豊富です。掘削事業で得た知見を掘削機の開発に活用しています。現場のニーズに応えられる掘削機を提供できます。
ボーリングマシンの販売はもちろん、深海底掘削や温泉掘削、資源採掘などにも携わっているエヌエルシー。長年培った技術やノウハウをもとに、さまざまな現場課題に対応しています。高圧ポンプや高圧ホース、ガン、ノズル、防護服といったウォータージェット関連商品の販売も手がけているので、気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
こちらのページでは、多様化する工事現場のニーズに応える、さまざまな製品やメーカーをご紹介しています。マシンの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

引用元:エヌエルシー公式HP
(https://www.nlc-japan.com/shouhin-top/shouhin-boring/)
乾燥重量は約1,700kgの軽量設計な小型で強力なオールインワンマシンで、機動性に優れた、6段変速の機械式ドリルです。広範囲のスピンドル回転数調整ができ、多様な作業条件に対応します。ステップ装置を装備し、下方向に25mm・6ステップ、上方向に25mm・14ステップで調整できます。
公式サイトにスペックの記載がありませんでした。

引用元:エヌエルシー公式HP
(https://www.nlc-japan.com/shouhin-top/shouhin-boring/)
NL-G80よりもワンランク上の能力を持ち、移動性を出来る限り考慮した、中型のオールインワンボーリングマシンです。ワイヤーラインNサイズで、500mまでの掘削能力があり、高速・低速の両方の回転作業に対応します。オプションではPサイズWL掘削にも対応して、柔軟性が高いです。中央制御システムがあり、簡単に操作できます。
【ドリルヘッド】
| 最大ロッド径(mm) | 95 (オプション 120) |
|---|---|
| 機械式トランスミッション | NLC 4 速 |
【原動機1,800 rpm時のトルク及び回転毎分】
| 速度 (RPM) | 70〜1,200 |
|---|---|
| トルク (Nm) | 5,390〜950 |
【油圧システム】
| 第1ポンプ最大吐出量(L/m) | 175 |
|---|---|
| 第1ポンプ最大圧力(Mpa) | 21.0 |
【マスト・フィードシステム】
| スピンドルストローク(mm) | 1,850 |
|---|---|
| 最大引上力(N) | 80,000 at 14 Mpa(最大 17.5Mpa) |
| 最大給圧(N) | 50,000 at 14 Mpa |
| 掘削角度(°) | 30〜90 |
| 寸法 (L/W/H)(mm) | 4,500×2,450×2,050 |
| 重量(kg) | 4,800 |
公式HPに画像がありませんでした。
汎用性・多目的を追求したスピンドル型ボーリングマシンです。広範囲の回転域を有し、大口径掘削から 深度掘削まで、多目的な施工条件に対応できます。アジア市場の大手鉱山、ボーリング工事会社で導入されていて、長年の実績があるモデルです。集中制御方式を採用し、オペレーターの無駄な動作を削減します。資源探査、地質調査、井戸、温泉等の深掘削に適しています。
| 掘削能力(m) | HQ-WL1000 |
|---|---|
| スピンドル内径(mm) | 145㎜ |
| スピンドル回転数(rpm) | 25~895 |
| 巻揚能力(kg) | 6500 |
| 機体寸法(L/W/H)(mm) | 2,920×2,250×2090 |
| 重量(t) | 3.3 |

引用元:エヌエルシー公式HP
(https://www.nlc-japan.com/shouhin-top/shouhin-boring/)
8段階の変速機を備えた高速ダイヤモンドコアドリルです。適切な作業速度を選択でき、高速にも低速にも対応しています。部品を交換でき、修理・メンテナンスが楽なので、オペレーターの業務も簡易化できます。資源探査、地質調査向け穿孔機として長年の実績がある世界的に認知度の高いモデルです。
| 穿孔能力(m) | NJ×565、NJ×375 |
|---|---|
| スピンドル内径(mm) | 98 |
| スピンドル回転数(rpm) | 33~889 |
| 巻揚能力(KN) | 441 Low、2速のとき |
| 機体寸法(L/W/H)(mm) | 2,410×1,160×1,750 |
| 重量(kg) | 1,880 |
公式HPに画像がありませんでした。
高性能で小型軽量な機動性に優れ、6段階変速の機械式ドリルを採用したボーリングマシンです。適切な速度を選択することで、さまざまな地質で使用できます。地質調査や深鉱ボーリング、グラウト工事に適していて、アクセスが困難な場所や限られたスペースでの作業ができます。小型軽量設計で、狭小地や急傾斜地でも使用できます。
| 穿孔能力(m) | 150〜200 |
|---|---|
| スピンドル内径(mm) | 47 |
| スピンドル回転数(rpm) | 72~448 |
| 総重量 レスパワー(kg) | 450 |
| 最大分解重量(kg) | 60(但し原動機を除く) |
公式サイトに記載がありませんでした。
| 本社所在地 | 東京都台東区台東2-9-5 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3837-3381 |
| 営業所(対応エリア) | 東京、福岡 |
| 建設業許可等 | 記載なし |
| 公式URL | https://www.nlc-japan.com/company/ |
アンカー工・法面工などの中規模以上の工事から、地盤改良や地質調査などの小規模工事まで様々なシーンで活躍するボーリングマシンを、工事ごとに重要視される特徴やスペックを「強み」として表現し、それぞれにおすすめなメーカーを3社ご紹介しています。
引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)
山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。
引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)
本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。
引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)
都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。