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プラント・ミキサーとは?

目次

ボーリング用の粉体と液体を、効率よく混練するプラント・ミキサー。メーカーごとにさまざまな製品が販売されているので、ニーズに合ったマシンを適切に選びましょう。ここでは、プラント・ミキサーについて解説します。

プラント・ミキサーの仕組み・構造

コンクリートを現場で製造できる

プラント・ミキサーとは、セメントやベントナイト、混和材などの粉体と液体を、効率よく混練するための機械です。現場に設置するため、製造したその場で打設することが可能です。大規模工事など、大量のコンクリートが必要な場面で活躍しています。

一般的には、材料の供給装置、貯蔵設備、計量装置、ミキサーの4つで構成されていますが、最近は、供給装置の操作を無人化し、遠隔操作などができるものが増えています。

ミキサーには、ミキサー車のドラムのような形をしている「可傾式ミキサー」、タライのような形をしている「パン形ミキサー」、材料の固さに関係なく短時間で混練ができる「強制二軸ミキサー」の3種類があります。

プラント・ミキサーの
種類

操作方法や扱う材料によって種類が異なる

プラント・ミキサーは、操作方法によって「全自動型」「半自動型」「手動型」の3種類に分けられます。

「全自動型」は、粉体材料や液体材料の計量から水投入操作などの作業を自動で行うことが可能です。「半自動型」は、水計量など一部の操作を自動化したタイプ、「手動型」はコストパフォーマンスに優れています。

さらに、セメント・水・砂・混和材料などを練り混ぜてモルタルを製造する「モルタルバッチャプラント」、ベースマシンにトレンチャー型攪拌混合機を装備した「マッドミキサー」、グラウトを混ぜ合わせる「グラウトポンプ/ミキサー」などさまざまな種類があります。最近では、地盤改良専用機移動や設置の容易な小型タイプや、粉塵公害に配慮したタイプなども販売されています。

Bori-Hori編集チームのまとめ
ニーズに合ったプラント・ミキサーを選ぼう

プラント・ミキサーの仕組みと種類について概要をご説明しました。一口にプラント・ミキサーといっても、操作方法や扱う材料などによってさまざまな種類があります。ミキサーの選定を誤ると、必要量以上の注入薬液を作ってしまう・注入薬液が足りないなど作業効率が落ちてしまう可能性があるので、ニーズに合ったミキサーを選びましょう。

ボーリングマシンの購入を検討している方は、こちらのページもおすすめ。各メーカーのプラント・ミキサーをご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

おすすめのプラント・ミキサーについて詳しく見る

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トンネルやダム建設など高馬力が重視される工事におすすめ
トンネルやダム建設など
高馬力が重視される工事
におすすめ
鉱研工業
RPD-180C

引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)

マシンの特徴や傾向

山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。

鉱研工業の
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(本社03-6907-7888)
※受付は平日9~17時

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地質調査やさく井工など小回りが重視される工事
地質調査やさく井工など
小回りが重視される工事
におすすめ
YBM
LRP-400Ⅱ

引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)

マシンの特徴や傾向

本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。

YBMの
公式サイトを見る

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(本社0955-77-1121)
※受付時間は不明

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住宅地やオフィス街など静音・制振が重視される工事におすすめ
住宅地やオフィス街など
制振静音が重視される工事
におすすめ
東亜利根ボーリング
ソニックNEO

引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)

マシンの特徴や傾向

都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。

東亜利根ボーリングの
公式サイトを見る

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