地震や豪雨、台風など、大規模な災害が多く発生している日本では、地盤調査の必要性が高まっています。しかし一方で、調査現場ではさまざまな事故が発生しています。ここでは、ボーリングマシンの事故事例と安全対策についてご紹介します。
深さ約30メートルの温泉発掘作業中に起こった事故です。さく井用やぐらを組み立て、ボーリングマシンで掘削作業をしていましたが、被害者が転倒し、左足がドラムと巻き上げワイヤーロープとの間に挟まれてしまいました。
これにより被災者の左足は切断。その後、出血多量のため死亡しました。
参照元:厚生労働省「職場のあんぜんガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=1089)
ボーリング工事で使用するやぐらの組立作業を行っていた作業者の安全帯のフックが外れ、やぐらから墜落した事例です。やぐらの高さは約30m。被災者が使用していた安全帯は、一本づり専用のものでした。
この現場では、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者がいましたが、作業方法や作業者の配置の決定、作業の直接指揮、安全帯等の点検と使用状況の確認など、作業主任者の職務を履行していませんでした。
参照元:厚生労働省「職場のあんぜんガイド」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
地すべり対策工事に先立つ地質調査において、調査地点にボーリングマシンを搬入する仮設道路を開設している最中、ドラグ・ショベルが路肩から斜面に転落し、運転していた被災者が下敷きになった事例です。
事故当時、現場は連日の雨で地盤がゆるみ、滑りやすくなっていました。被災者は一人でドラグ・ショベルを運転。他の作業現場にいた作業者が、夕方に一緒に下山しようと被災者を探したところ、ドラグ・ショベルの下敷きになった被災者を発見したそうです。
参照元:厚生労働省「職場のあんぜんガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=1020)
風管受けが落下し、風管受けと地面との間に作業者が挟まれて胸部圧迫骨折により死亡した事例です。
下水道管渠築造工事の際、プレボーリングの必要が生じ、アースオーガのスクリューに風管の覆いを装着。作業者Aがアースオーガを徐々に移動させ、作業者Bの合図に下がたってスクリューを降下させていた際、風管受けのワイヤーロープが破断して落下し、作業者Cを直撃しました。
通常作業とは異なる要領によりワイヤーロープが耐えられなくなったこと、風管受けの真下で被害者が作業を行っていたことなどが原因となり発生した事故です。
参照元:厚生労働省「職場の安全ガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=100321)
法面の地すべり防止工事において、作業床へのボーリングマシンの運搬に伴い、作業者が作業床から落下して単管の支柱に衝突して死亡した事例です。
法面工事においてボーリングマシンを作業床へ運搬する際、ボーリングマシンが作業床の端に引っ掛かり運搬できず、いったん休憩して他の方法を検討。その際、ボーリングマシンの運搬のため一時的に外していた手すり付近から作業者が落下し、落下中に顔面から後頭部へ単管が突き刺さる形で即死しました。
ボーリングマシンの運搬方法を再検討する際、一時的に撤去した手すり付近の落下防止措置を行っていなかったこと、作業者が安全帯を使用していなかったことなどが原因となり発生した事故です。
参照元:厚生労働省「職場の安全ガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=100308)
路上の覆工板をずらす作業を行っている最中、覆工板の下に重ね掛け渡していた2枚の木矢板がはずれ、覆工板が落下。覆工板の上で作業をしていた2名の作業員が落下するとともに、その真下付近にいた他社の作業者も事故に巻き込まれました。
開口部の幅が1mだったことに対し1.1mという余裕のない木矢板を使用したこと、木矢板のずれ止め措置を行っていなかったこと、開口部の真下という危険区域に対して立ち入り制限を行っていなかったことなどが原因となり発生した事故です。
参照元:厚生労働省「職場の安全ガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=988)
山林の治水事業における横孔ボーリング工事において、回転するボーリングマシンのロッドに作業者が巻き込まれて死亡した事故です。
作業者AとBを1つの現場に残し、別の現場へと1人で移動した作業者C。その約1時間後、現場代理人のDがパトロールに訪問した際、Aが作業しているはずのボーリングマシンから立ち上る黒煙を発見しました。異常事態と判断してAの現場へ駆けつけたところ、ボーリングマシンの回転するロッドに巻き込まれているAを発見しました。
Aがナイロン製のヤッケや長靴などの巻き込まれやすい服装だったこと、十分な広さの作業床が確保されていなかったことなどが原因となり発生した事故です。
参照元:厚生労働省「職場の安全ガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=955)
新幹線のトンネル付近の地盤改良工事の際、接続ピンが作業者の着衣に引っ掛かり、着衣とともに上半身がロッドに巻き込まれて死亡した事故です。
事故発生当時、被災者は回転しているロッドから数十センチ離れた場所で、掘削部から溢れ出てくる排液や排土等をスコップで回収する作業に従事。地盤改良機の減速機とロッドの接続部が回転しながら下がってきた時、鉄製の接続ピンが被災者の着衣の肩付近にひっかかり、着衣とともに上半身が地盤改良機のリーダーとロッドの間に巻き込まれて死亡しました。
接続ピンが埋頭型ではなかったこと、地盤改良機の死角で作業を行っていたことなどが原因となり発生した事故です。
参照元:厚生労働省「職場の安全ガイド」(https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/sai_det.aspx?joho_no=100530)
2011年に岐阜県で起こった事故事例。地質作業のため、ボーリングマシンでの掘進作業中、機械の掘進による振動でボーリングロッドのジョイント部分が外れてロッドが落下。機械の近くにいた作業員のヘルメットを直撃しました。
スピンドル上部にロッドを立てた状態で機械を操作し、ロッドが振動してジョイント部分のねじが緩んだことが原因です。
作業手順の手直しをすることで、同様の事故を防ぐよう、指導されています。
参照元:【PDF】岐阜県「事故事例集」調査業務-ボーリング (https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/359885.pdf)
2020年に岐阜県で起こった事故の事例です。地質作業のためのボーリング作業中に、ケーシングヘッドの着脱のために手を添えたところ、ロッドが落下し、右手中指の付け根付近を骨折したという事故です。
原因としては、ロッドが固定しきれておらず振動によって緩んでしまったことと、作業者自身に慣れからくる油断があったことが考えられます。
この事故を踏まえて、器具取り扱いに関わる注意喚起のシールを、ケーシングヘッド付近に貼り、注意力が落ちないように対策が取られています。
参照元:【PDF】岐阜県「事故事例集」調査業務-ボーリング(https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/359885.pdf)
2022年に岐阜県で起こった事故の事例です。作業員(30歳)がパイプレンチを保持しながら、稼働中のボーリングマシン付近を移動した際、ロッドとパイプレンチが接触し、嚙み込まれて回転しました。パイプレンチを持っていた右手が、レンチの柄と足場の筋交パイプに挟まれ、右手薬指を開放骨折する事故が起こりました。
この事故はロッド周辺が工具置き場になっていたことと、回転中のロッドに作業員が近づいたことなどが重なり、起こった事故です。
回転中のロッドに近づかないことはもちろん、ロッド周辺をクリアにし、保護カバーを設置するなどの対策が取られています。
参照元:【PDF】岐阜県「事故事例集」調査業務-ボーリング(https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/359885.pdf)
2021年1月22日の夜、札幌市手稲区で北海道新幹線の延伸工事に伴う掘削作業をしていた男性作業員2名が、機器に足を挟まれる事故が起こりました。当時28歳の作業員が右足切断の大けがを負い、当時51歳の作業員も左足首を切断する大けがを負いました。
怪我を負った2名以外にも現場には作業員がいたようで、初報当時は札幌手稲署による原因の調査が開始されたタイミングでした。
参照元:朝日新聞「男性2人が右足切断など大けが 北海道新幹線の工事現場」(2021年1月23日 17時47分)(https://www.asahi.com/articles/ASP1R064TP1QIIPE01T.html)
2019年11月24日の午後、川越市内の地質作業会社工場内で、同社経営者の男性(74歳)がボーリングマシンの下敷きになって倒れていると、男性の妻が発見し、警察に通報。男性は搬送先の病院によって死亡が確認されました。
男性は同日の朝から、ボーリングマシンを吊り上げて修理作業をしていましたが、男性が降下させた機械の下敷きになった可能性があると川越署は判断しています。
参照元:埼玉新聞「夫死亡…重さ260キロの機械の下敷き、経営する会社で 作業の音が止まり、見に行った妻が発見/川越」(2019年11月25日0時0分)(https://www.saitama-np.co.jp/articles/14551/postDetail)
薬液注入工事中にボーリングマシンの不調で作業を中止し片付けを行う必要が生じたというタイミングで発生しました。作業員が資材置き場でスピンドルの整備をしている最中、被災者本人が操作レバーを誤って操作したため、スピンドルが下方向に作動し、左手の人差し指・中指・薬指の三本を挟んで負傷したという事故です。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
集合住宅の新築工事のために調査ボーリングを行っていたところ発生した事故です。機械設置場所を移動する為に敷いていた道板に、コロを置いて移動したところ、コロを取る際にバランスを崩して転倒しました。地盤が雨でぬかるんでいたことが原因です。転倒した作業員は、腰椎を圧迫骨折してしまいました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
この災害は、集水ボーリングのケーシング管抜管作業中に発生しました。抜管後に飛び出した集水管を挿入する際、被災者自身が単管パイプを使用してボーリングマシンで押し込む作業中、手を添えたまま作業したため、ケーシング管とマシンの間に右手人差し指を挟んで負傷したという事故です。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
地質調査のボーリング作業中に発生した事故です。作業者はロッドの掴みかえのためスピンドルを緩めて引き上げる作業を行っていました。その際、スピンドルとロッドホルダーの間に不用意に手を置いてしまい、スピンドルを下げた際に左手薬指を挟み、負傷しました。事故原因は動力機械の操作中の不注意による巻き込みです。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
ポンプ場下部の土木工事で発生しました。作業者はボーリングマシンのチャック部分の部品交換中に、マシンの電源を入れて油圧操作を行っていました。その際、反動でスピンドル部の鉄製リング(約30kg)が飛び、転倒した被災者の顔面に直撃しました。事故原因はボーリングマシンの誤操作によるものです。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
ボーリングマシンでアスファルト舗装用の孔を施工中に発生した事故で。作業者は、ケーシングを地盤から約30cm上げ、舗装コアを撤去するためにケーシング下方に手を入れていました。しかし、マシン操作者が撤去完了を確認せずにケーシングを下ろしたため、被災者の右手がケーシングと舗装の間に挟まれ、負傷しました。二人の意思疎通不足が事故原因です。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
畑での地質調査ボーリング作業中に発生しました。作業者は風通しの悪い環境で作業していたため、顔色が優れない状態となり、一時休息をとりました。しかしその後、体調が悪化し、重度の熱中症となりました。事故は高温環境によるもので、作業時のこまめな休息や水分補給、作業環境の改善が重要であることを示しています。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
調査ボーリング作業現場でボーリング機械の撤去作業中に発生しました。解体作業中に機械のボルトが不意に外れ、一部が落下しました。被災者は気づいて避けようとしましたが、傾斜地であったため転倒し、右足甲部に落下物が直撃して裂傷と骨折を負いました。機械部品の落下が直接的な事故原因ですが、機械の整備不足が遠因です。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
ボーリング工事現場でトラック運転手が資材の荷卸し中に発生しました。上部に積まれたケーシングパイプを吊り上げた際、下段に積まれていたボーリングロッド(直径140mm、長さ6m)が荷崩れし、動いたロッドとトラックの荷台のアオリに親指を挟まれて負傷しました。事故は荷崩れによる挟まれで、積載方法や荷扱いの安全管理が重要であることを示しています。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
調査ボーリング作業中に発生した事故です。被災者であるボーリング助手は、ロッドの鉛直性を保つため左手で下部を握っていましたが、ボーリング機長が合図なしに63.5kgのハンマーを落下させました。その衝撃でロッド先端のサンプラーが約80cm地盤に貫入し、助手の左手第2指がノッキングヘッド下面と覆板の間に挟まれ、裂傷と骨折を負いました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
会社敷地内での井戸掘削工事中に発生しました。作業者は一日の堀削作業後、ネジ接続のボーリングロッドを緩めるためパイプレンチを使用していましたが、地盤が固くネジが強く締まっていたため、油圧ピストンも併用して作業を行いました。その際、効率を優先して手でパイプレンチを抑えていたところ、力が加わり外れ、左手に当たって挫傷しました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
作業者がケーシングパイプを継ぐ作業を行っていた際、同じ作業をしていた別の作業員の身体が誤って上下油圧スピンドルの操作レバーに触れました。その結果、スピンドルが下がり、作業者の左手人差し指がケーシングパイプとスピンドルの間に挟まれて負傷しました。事故は二人の意思疎通不足による挟まれ事故で、手指を負傷しました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
山の斜面上の板張り足場で行われたボーリング調査現場で発生した事故です。作業者は、採取したコア(石の試料)を電動サンダーで切断し、コア箱に保管する作業を行っていました。その際、電動サンダーの歯が破損し、飛散した破片が手の人差し指に当たり、骨折しました。事故は機械の破損による誤動作が原因で、安全確保が課題です。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
ボーリング調査でケーシングパイプを引き抜く作業中に発生しました。地質の性質上、引き抜きにくかったため、逆打ち工法でドライブハンマーをノッキングヘッドに当て作業を行っていました。その際、被災者がノッキングヘッドのねじ部の緩み防止作業中に誤って手を下部に入れ、ドライブハンマーとノッキングヘッドの間に指を挟んで負傷しました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
井戸ボーリング作業でケーシングを取り付ける際に発生した事故です。作業者はロッドを切断し持ち上げ、チャックでボーリングマシンに固定しましたが、チャックの締まりが弱く緩んだためロッドが滑って落下しました。ロッドにはキャップが付いており、外すために手を置いていたところ、落下したロッドに手が挟まれ、負傷しました。
参照元:地質関連情報WEB「労働災害情報」(https://www.zenchiren.or.jp/FieldOperation/FO_Safty-Rosai.html)
ボーリングマシンは、操作を誤ると大事故につながりかねない重機です。このため、取り扱いには充分な注意が必要です。危機管理マニュアルの整備や防災訓練を行うのはもちろん、最近では乗車不要のリモコン操作で、ロッド接続や切り離しなどが行える機器なども販売されているので、導入するのもおすすめです。
こちらのページでは、多様化する工事現場のニーズに応える、さまざまな製品やメーカーをご紹介しています。マシンの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
アンカー工・法面工などの中規模以上の工事から、地盤改良や地質調査などの小規模工事まで様々なシーンで活躍するボーリングマシンを、工事ごとに重要視される特徴やスペックを「強み」として表現し、それぞれにおすすめなメーカーを3社ご紹介しています。
引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)
山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。
引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)
本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。
引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)
都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。