ボーリングマシンの導入では、現場のニーズに応えてくれるマシンを選ぶことが大切です。ここでは、東亜利根ボーリングをピックアップ。メーカーとしての特長や、販売しているマシンなどをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/index.html)
1917年創業の東亜利根ボーリングは、時代のニーズに応じたさまざまな掘削機を開発し、国内外の国土開発・国際協力を通じて社会の発展に貢献してきた企業です。同社は、再生可能エネルギー熱利用や地下資源開発、地質調査などに求められる数々の掘削機械の製造販売を行うとともに、地中連壁工事や場所打ち杭工事、地盤改良工事などの都市土木工事も手がけています。
これまでに培ってきた経験とノウハウを活かして、顧客から寄せられる要望に迅速に対応した事業展開と人材の育成を進め、さらなる挑戦を続けています。
同社は、壁式連壁で使用される代表的な掘削機、「回転水平多軸式連続壁機」の製造を行っていることでも知られています。大型機種から狭い場所でも円滑な施工を可能にする軽量・コンパクト機種まで用意することができます。
回転水平多軸式連続壁機においては、「TMX」「BMX」「EMX」「SMX」の4種類の製品を提供しています。国内においてはリニア中央新幹線計画や鉄道・高速道路の地下化計画など大型のプロジェクトにおける活躍が期待されるとともに、海外での需要も増しています。
プライム市場に上場している東亜道路工業株式会社のグループ企業です。国内外の顧客のニーズに応えるため、独自の技術を活かしたサービスを提供しています。ヨーロッパ、アフリカ、アジア・中東、大洋州、中南米、北米など、世界各地に「信頼」を届けており、技術者派遣や施工指導も行っています。
「回転水平多軸式連続壁機」の製造をはじめ、再生可能エネルギー活用に役立つマシンの提供、建設工事調査や学術調査におけるボーリングマシンなど、豊富な機種をラインナップしている東亜利根ボーリング。培ってきたノウハウをもとに、顧客の要望に対応した技術開発なども積極的に行っているので、「現場に合ったマシンを開発して欲しい」とお考えの方は、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
こちらのページでは、多様化する工事現場のニーズに応える、さまざまな製品やメーカーをご紹介しています。マシンの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/manufacture/list.html)
ハイドロリックドライブヘッドとロータリテーブルの2種類の機構を搭載。ドライブヘッドを移動することで、ワイヤラインコアリングとロータリーテーブルによる掘削に対応が可能であり、途中での切り替えも容易に行えます。また、テーブル周りのスペースが広く確保されている点や、無反動機構のドライブヘッドにより、スムーズな回転とフィードが得られる点もポイントです。
| 本体質量(t) | 13.0 |
|---|---|
| ドライブヘッド回転数(min-1) | 正回転(右)47、97、206、327/逆回転(左)28、58、124、198 |
| ロータリーテーブル回転数(min-1) | 正回転(右)24、48、103、164 |
| 巻上能力(t) | 12.0 |
| ストローク長(mm) | 750 |

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/manufacture/list.html)
青函トンネルや上越新幹線トンネルの先進調査水抜孔や、地すべり地区における集排水孔の掘削などに多くの実績を持つ機器。シールドボーリング工法を採用できることから、従来の工法と比較すると崩壊性地層を高い能率で掘削可能です。水深・回転ともに油圧バルブで行うために操作が簡単に行える点に加えて、オイルポンプユニット・配電盤・バルブスタンドが本体からセパレートされていることにより、狭い場所での作業も行えます。
| 本体質量(t) | 5.5 |
|---|---|
| スピンドリル最大トルク(kN・m) | 7-29〜58-244 |
| フィードシステム給進力(kN) | 117.7 |
| フィードシステム引抜力(kN) | 117.7 |
| フィードシステムストローク長(mm) | 1,800or1,800×2 |
パワーマッチ方式を採用した省エネタイプであることから、省電力・油劣化防止が可能であり、季節問わず適正油温での連続運転を行えます。また、可変ストローク機構を搭載しており、さまざまな地層に適した掘削をスピーディーに行うことが可能。さらに、それぞれの装置が軽量・コンパクトにまとめられています。
| 質量【本体】(t) | 1.8 |
|---|---|
| 掘削径(mm) | 96-165 |
| ドリフタ打撃力(kN) | 0.18-0.49 |
| ドリフタ回転トルク(kN) | 2.9-5.9 |
| ドリフタチルト角度(°) | 上0、下90 |
| フィードシステム給進力(kN) | 43.1 |
| フィードシステム引抜力(kN) | 43.1 |
| フィードシステムストローク長(mm) | 1,400 |

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/manufacture/list.html)
顧客の要望により設計・製造された小型・軽量の機種。運搬や分解・組み立てを用意に行えるため、スペースが小さな場所での施工が可能となります。さらに、油圧機能も充実していることから作業効率・安全性に配慮されている点もポイントです。建築工事調査に加え、クラウト孔・発破孔の掘削工事や、家庭用さく井工事の際などにも用いられています。
※TS-100の場合
| 質量【本体】(kg) | 290 |
|---|---|
| スピンドリル回転数(min-1) | Type(A)65、135、255/Type(B)120、250、480 |
| フィードシステム押下力(給圧力)(kN) | 13.7 |
| フィードシステム押上力(バランス力)(kN) | 19.6 |
| フィードシステムストローク長(mm) | 400 |

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/manufacture/m03.html)
顧客の要望によって設計・製造されたスピンドルタイプの中型機種です。油圧スライドベースを標準搭載しており、それぞれの施工条件下での操作性が重視されています。観測井などの学術調査のほか、温泉井工事や水井戸工事、探鉱工事などさまざまな用途に使用されています。観測井での掘削深度の目安は500mです。
| 質量【本体】(t) | 2.25 |
|---|---|
| スピンドリル回転数(min-1) | Type(A)正回転(右)30、60、100、145/逆回転(左)24 |
| フィードシステム押下力(給圧力)(kN) | 68.6 |
| フィードシステム押上力(バランス力)(kN) | 78.5 |
| フィードシステムストローク長(mm) | 500 |

引用元:東亜利根ボーリング公式HP
(https://www.toa-tone.jp/manufacture/m03.html)
顧客要望により設計・製造されたスピンドルタイプの大型機種です。こちらも油圧スライドベースを標準で搭載しており、それぞれの施工条件下での操作性が重視されたものとなっています。中型機と同様に観測井などの学術調査・温泉井工事・水井戸工事、探鉱工事などでも使用されており、観測井での掘削深度は1,200mが目安です。
| 質量【本体】(t) | 4.5 |
|---|---|
| スピンドリル回転数(min-1) | Type(A)正回転(右)20、40、80、150/逆回転(左)17 |
| フィードシステム押下力(給圧力)(kN) | 102.0 |
| フィードシステム押上力(バランス力)(kN) | 176.5 |
| フィードシステムストローク長(mm) | 610 |
公式サイトに画像の記載がありませんでした。
公式サイトに記載がありませんでした。
| 本社所在地 | 東京都港区六本木7-3-7 東亜道路工業ビル3F |
|---|---|
| TEL | 03-5775-3321 |
| 営業所(対応エリア) | 関東支店・関西支店、札幌営業所・東北営業所・大阪営業所・福岡営業所 |
| 建設業許可等 | 国土交通大臣 (特-3)第13965号 |
| 公式URL | https://www.toa-tone.jp/company/index.html |
アンカー工・法面工などの中規模以上の工事から、地盤改良や地質調査などの小規模工事まで様々なシーンで活躍するボーリングマシンを、工事ごとに重要視される特徴やスペックを「強み」として表現し、それぞれにおすすめなメーカーを3社ご紹介しています。
引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)
山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。
引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)
本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。
引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)
都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。