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【ポイント別】ボーリングマシンの選び方

目次

ボーリングマシンを選ぶ際は、種類やサイズ、用途など、ニーズに合ったマシンを適切に選びましょう。ここでは、ボーリングマシンの選び方をポイント別に解説します。

得意領域で探す

工事品質の向上や作業効率化をさらに図るなら、各社の得意領域を把握しておくといいでしょう
例えば、工期を短縮させられるハイパワーマシンのラインナップが充実しているメーカー・狭いエリアや運搬負荷の低い工事に強いメーカー・都市部の工事で騒音や振動に配慮したメーカーなど、各社それぞれが現場のニーズに応じたマシンを提供しています。

種類で探す

一口にボーリングマシンと言っても、マシンの機構などによって種類はさまざまです。例えばロータリーパーカッションドリルは、回転力と打撃力を利用して削孔するマシンのこと。スキッド型とクローラ型があり、集排水工事やアンカー工、地盤改良工事などで活用されています。また、スピンドル(ロータリー)ボーリングマシンは、ドリルに回転力と給進力を加え、切削破砕しながら削孔するマシンです。小孔径でのボーリングが可能なので、地質調査やさく井工(井戸施工)、地滑り防止工事などで活躍しています。

ここでは、ボーリングマシンの種類ごとの特徴を解説しています。導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サイズ・重さで探す

ボーリングマシンは、小型・軽量のものと大型・重量のものに分けられます。それぞれ用途や使用場面が異なるため、ボーリングマシンを選ぶ際は、ニーズに合わせて選んでみてください。

例えば、小型・軽量のマシンは、住宅裏や道路・鉄道用地内、急な傾斜地など、狭い場所でのボーリング工事におすすめです。分解・組み立てが容易に行えるタイプなら、現地まで分割して運ぶこともできます。一方、大型・重量のボーリングマシンは、大きく深い穴を掘ったり、構造物を構築する杭基礎など、大規模なボーリング作業を効率よく行う際に活躍します。使用するマシンや装着するドリルによって、さまざまな大きさ・深度の掘削に対応することができます。

用途・工場内容で探す

ボーリングマシンは、それぞれ機能や構造が異なるため、用途・工事内容に合わせて選ぶのがおすすめです。例えば、地滑り防止工事にはロータリーパーカッションドリル(クローラ型/スキッド型)やスピンドル(ロータリー)ボーリングマシンがおすすめ。地盤の安定性が足りない場所で土質や地盤を改良する地盤改良工事には、地盤改良機(クローラ型/設置型)やスピンドル(ロータリー)ボーリングマシンなどが使われています。

用途に合ったマシンを選ぶことで、ボーリング作業を効率的に行うことができるので、慎重に選んでみてください。

工事に必要な“強み”から選べる
ボーリングマシン総合メーカー3選
RECOMMENDED

アンカー工・法面工などの中規模以上の工事から、地盤改良や地質調査などの小規模工事まで様々なシーンで活躍するボーリングマシンを、工事ごとに重要視される特徴やスペックを「強み」として表現し、それぞれにおすすめなメーカーを3社ご紹介しています。

トンネルやダム建設など高馬力が重視される工事におすすめ
トンネルやダム建設など
高馬力が重視される工事
におすすめ
鉱研工業
RPD-180C

引用元:鉱研工業(https://www.koken-boring.co.jp/products/580/)

マシンの特徴や傾向

山岳の硬い岩盤も貫けるよう、回転トルク10kN-m・引抜力60kN(給進機構)・ドリルヘッド速度25m/min、打撃力750Jなどのハイパワーを備えつつ、4次排ガス規制に適合したエンジンを積むことで燃焼効率も自動でコントロールし、経済的です。

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※受付は平日9~17時

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地質調査やさく井工など小回りが重視される工事
地質調査やさく井工など
小回りが重視される工事
におすすめ
YBM
LRP-400Ⅱ

引用元:YBM(https://www.ybm.jp/product/lrp-400-2)

マシンの特徴や傾向

本体重量がわずか1トンの軽量型マシンや、ロング車1台でツールスなどのオプション品も運搬できるのが同社製品の魅力。
大型重機を入れづらい狭い場所で行う調査や、重機を扱う担当者への負荷を抑えたい現場におすすめと言えます。

YBMの
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(本社0955-77-1121)
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住宅地やオフィス街など静音・制振が重視される工事におすすめ
住宅地やオフィス街など
制振静音が重視される工事
におすすめ
東亜利根ボーリング
ソニックNEO

引用元:東亜利根ボーリング(https://www.toa-tone.jp/_shared/catalog/C100.pdf)

マシンの特徴や傾向

都市部における掘削作業では、騒音や振動への対策は必要不可欠。
国交省の「超低騒音型建設機械」にも指定された同社製品では、従来品比でエンジン騒音-11dB・作業音-10dBを実現。また、騒音の逆周波を人工的に発生させる消音装置なども展開しています。

東亜利根ボーリングの
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